下関TV-下関文化人特集 吉岡一生先生

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写真家:吉岡 一生

下関をはじめ、全国の郷土、文化に関する写真を撮り続けている吉岡一生氏。
そこには写真への熱い情熱がありました。


吉岡一生

今までの文化的活動

アマチュアの出発、そして今もアマチュア。昭和37年にグループSYSを結成、同年代の人が集まり、「崩れゆく仏跡」ー大分県の国東半島をテーマにした写真展など、一つのテーマをもって写真を共同制作していました。

下関では「逞しき谷間」ということで、下関の台所といわれる長門市場で庶民生活を撮り続けたり、綾羅木郷台地(現:綾羅木郷遺跡)が産業と農業政策で壊されようとしているときは、文化財保護という立場から取り続けてキャンペーンなどを行っていました。

グループ活動を20年くらい前にリタイアして個人活動を開始。

-下関の街角-秋田商会


個人としては文化財的なものや郷土をテーマにしたものを中心に撮り続け、防長写伝(山口県の伝説を中心に写真と伝説を組み合わせた写真集)を発行したり、清永唯夫さんと一緒に山口県に関わりのある文学を文章と写真とで一緒に山口新聞で掲載しました。
現在も郷土もしくは文化に関する写真を撮り続けていますが、そのほかに山口県を中心として「こどもの広場」が行っている学校図書館の図書選定を子供たちがする、「図書選書会」に平成11年から子供たちの表情に魅せられて撮り続け、写真を記録した子供の個展も近日開かれます。


銀塩にこだわる写真への想い

写真は楽しいですよ。
今はデジタルが主流になっていますが、私たちが始めた頃は暗室での操作が主流でしたので、映像が出てくる喜び、感動が自分の中で強くありました。
また、現像するその瞬間に自分の思うように撮れているか、撮れていないかという期待と不安、ドキドキ感が今でもとても魅力です。
現在のデジタルはその場で確認できて便利ですが、実際に「撮れているか」ということに関しては疑問が生じます。
撮れているか撮れていないかという、その味を楽しむところが本当の写真の素晴らしさだと思います。

また、美しいもの、素晴らしいものというのはシャッターを切りたくなりますが、ほとんど『撮らされて』いるのではないでしょうか。

自分の意思があってもなくても確かに映りますが、その対象物に対して自分が何を感じ何を考え撮ったのかというのが出ているのでしょうか。そのあたり撮らされていると云えると思います。

記録であれば撮らされている写真で充分なのですが、私は自分が何が撮りたかったかと見ていて伝わってくるような写真を撮り続けたいと思っています。当然、そこが難しいところなのですが。

本をえらぶ日


未来の子供たちへのメッセージ

いつまでも子供らしさを忘れて欲しくないですね。
子供自身の問題だけでなく、環境や親たち、社会が洗脳して子供達ののびのびとした部分をつぶしているのではないかと思います。あくまでも周りの大人達が子供たちの夢や希望を本当に良い方向に育てるようにしてもらいたいと願っています。

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吉岡一生写真展「本をえらぶ日」
7/30~8/6 下関市 にししんギャラリー
8/8~8/16 山口市 秋穂歴史民俗資料館ギャラリー
8/20~8/26 山口市 ギャラリーなかの
9/12~9/20 岩国市 周東パストラルホール
11/6 下関市 海峡メッセ下関
12/4~12/10 長門市 長門市立図書館

吉岡一生

住所
彦島迫町2-4-46
ブログ
グループSYSでの写真展
『秘められた国東』 『綾羅木郷遺跡』など共著に『西海の渦潮』 『あんぐる下関』 『高杉晋作写真集』 他
個展
『みんなみんな本が大好き』『旅順瞬間』 『防長写伝』 『文学。やまぐち風景』 など
写真集
『山口伝説散歩』

Profile

1932年
下関生まれ
1951年
下関工業高校機械科卒
1991年
山口合同ガス退職
(この間、写真を趣味とし社内編集に携わるほか、清水恒治・新谷照人両氏とグループSYSを結成し数々の活動を行う)
元・下関市教育委員
元・日本報道写真連盟西部本部委員